”やってみたい”がとまらない!
「虹色ボックス」

プログラミング教材集

プログラミング教材集「虹色ボックス」とは

虹色ボックスは、Scratch3.0を活用したプログラミング教材です。100を超える豊富な教材でプログラミングの基礎から応用までを学ぶことができます。問題を発見し、エラーを解決していく過程で論理的思考を身につけることをサポートします。

虹色ボックスの3つの特長

スクラッチを開くと、カラフルなプログラムブロックと白いキャンパスが表示されますが、何をどうすれば良いのか、どこからはじめたら良いのか、悩んだことはありませんか。虹色ボックスでは、スクラッチで実現可能なさまざまなプログラムの作り方を提示し、プログラミングがはじめての先生や子どもたちも安心して取り組むことができます。

短時間でプログラムを完成できる

教材はドリル形式なので、限られた時間であってもプログラムを完成することができます。

虹色ボックスの教材は、ある程度完成されたプログラムを提示して、プログラムの1部分だけを作っていくドリル形式で提供しています。そのため、限られた時間の中でもプログラミングを行うことができます。100種類以上の豊富な教材が搭載されており、子どもたちのレベルに合わせて学ぶことが可能です。

プログラミングだけに集中できる

下準備をしたテンプレートがあるので、プログラミングだけに集中することができます。

子どもたちは、事前準備で背景やキャラクターを選ぶのにとても時間がかかってしまいます。虹色ボックスでは、必要な背景やキャラクター、ブロックをあらかじめ挿入したテンプレートを用意しています。プログラムを作成することだけに集中できるので、時間を有効に使うことができます。

友だちのプログラムを体験できる

オンラインScratchを活用して、友だちのプログラムを体験することができます。

他の人が作成したプログラムを体験するには、いろいろな設定が必要でかなり手間がかかっていました。虹色ボックスでは、オンラインScratchを活用し、タップするだけで友だちの作ったプログラムを体験することができます。体験を通して、アイデアや発想が生まれるきっかけにもつながっています。

虹色ボックスの主な教材

「やってみよう」プログラミングの基礎を学ぶ

「やってみよう」では、Scratch3.0の基本操作やブロックごとの動きを1つ1つステップを踏んで学習することができます。ある連続した動きを上から一気にプログラミングしていくのではなく、ブロックごとに細分化してプログラムを1つずつ作成していきます。ブロックごとの動きや使い方をマスターしたら、いろいろなブロックを組み合わせてプログラム作品を作っていくことができるようになります。

「作ってみよう」問題解決していくプログラミング

「作ってみよう」では、3つのレベルに分類された教材が用意されています。教材では、あえてエラーが発生しているプログラムを提示して、そのエラーを解決するためのプログラムを作成していく流れとなっています。完成しているプログラムとエラーの発生しているプログラムを比較し、何ができていないのか、どこをどう直すとエラーが解決できるのか、といった問題を発見し、解決する力を身につけていくことができます。

「みんなの広場」友だちの作品から学ぶプログラミング

「みんなの広場」では、虹色ボックスの教材を参考にしながら作成した友だちのプログラム作品を、オンラインScratchを使って体験することができます。友だちの作品を見ながら「自分だったらこんなプログラムにしたい」「私だったらこんな機能を追加したい」など、いろいろなアイデアを膨らませ、楽しみながらプログラミングに取り組むことができます。

監修者からのメッセージ

小学校学習指導要領が改訂され、2020年度からプログラミング教育が導入されています。コンピュータの進化とともに情報技術が社会の至るところで使われるようになり、社会の仕組みを知るために、プログラミングの基礎を学ぶことが重要になっています。また、愚直なコンピュータを意図通り動かすためには、必要なことを正確に、過不足なく命令することが必要であり、プログラミングを体験することは、物事を厳密に考える能力を高めることにつながると期待されています。

この「虹色ボックス」は、小学校の先生方の負担があまりなく、子どもたちが自ら主体的にプログラミングを学べるように作られている教材です。プログラミングを学んだことのない児童が、解説動画を見ながら段階的にプログラミングを学べるようになっています。GIGAスクール環境において、学校での自学の時間や家庭での学習の時間等を有効に活用して、子どもたちにプログラミングに取り組んでもらうようにしてはいかがでしょうか。

「虹色ボックス」では、①動画を見ながらプログラミングに慣れる、②他の子どもたちが作った作品を体験して発想を広げる、③自らオリジナルのプログラム作りに挑戦する、という3段階で学習を進めることができます。こうした過程において、子どもたちが、論理的思考や創造性、あるいは問題解決能力を育むことが期待されます。

この教材を活用される際には、先生方は子どもたちの試行錯誤を見守っていただきたいと思います。プログラミング教育では、子どもたちが失敗してもプログラムが意図通り動かなくなるだけです。そして、たとえ失敗したとしても、プログラムを動かすことによって何が足りないのかが理解されやすくなるので、失敗も前進だとわかります。失敗を繰り返しながら試行錯誤をすることを通して、子どもたちは問題解決能力を身につけていきます

千葉大学教育学部 藤川大祐教授

虹色ボックスは、ブラウザからすぐに使えるクラウドアプリです。
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