この指導案は、敬愛大学教育学部阿部研究室で作成されました。
授業のねらい
タクヤの足のけがを監督に「言う」か「言わない」かで悩むコジマくんを通して、自分の置かれている立場や役割について多面的・多角的に考え、自分たちの学校や集団をよりよく発展させるようとする実践意欲と態度を育てる。
資料
「最後のリレー」(出典:NHK for School「ココロ部!」)
本教材は、NHK for schoolの「ココロ部!」の道徳映像教材である。キャプテンのコジマくんが、タクヤの足のけがを監督に「言う」か「言わない」で悩む場面を自分事として捉え、考える内容である。最後の大会であるため、親友のタクヤの気持ちを考える友情や、他のメンバー、監督に対しキャプテンとしての責任等、様々な立場からどうしたらよいかを考えることができる教材である。
授業の流れ
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- 01映像を視聴して、問題を把握する
- コジマくんの状況について資料を提示し、状況を把握できるようにします。
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- 02資料を見ながら、意見を入力(1回目)
- 「コジマくんはどうしたらいいでしょう。今の、自分の考えを選び理由を入力しましょう。」という設問に対し、AIAIモンキーに自分の意見を入力します。
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- 03分析結果を見ながら、グループや全体で話し合い
- 分析結果を見ながら、友達の様々な考えを触れ、自分の考えと比較したり、グループで話し合いを行います。
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- 03話し合った内容を踏まえて、意見を入力(2回目)
- 話し合った内容を踏まえて、「コジマくんはどうしたらいいでしょう。今の、自分の考えを選び理由を入力しましょう。」という設問に対し、AIAIモンキーに自分の意見を入力します。
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- 04ふりかえり
- 1回目と2回目の分析結果を比較しながら、クラス全体でふりかえりを行います。
先生と児童のコメント
先生A
自分の考えをもとにわくわくの実を通して交流し、自分なりの考えをもつことができました。これから、送る会等5年生が中心となって活動する場面が増えてくるので、様々な視点で考え実践していけるといいと思う。また、データは保存されるので、あとから一人一人の意見を見ることができて便利。振り返りを蓄積して評価に活かしていきたい。
生徒
わくわくの実でみんなどんな意見なのか知れて色々と考えが深まった。自分はこんな考えが浮かばなかったし、他の人の意見を見れてよかった。
指導案ダウンロード
指導計画は、下記より指導案およびワークシートをダウンロードしてご覧ください。